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粟島の伝統行事~お祭り~

 みなさんこんにちは。総合政策室です。

 皆様のお住まいの地域にも、地域ごとの伝統のお祭りがあると思います。粟島にも、内浦地区と釜谷地区でそれぞれ秋祭りがあります。今回は、粟島のお祭りについて、ご紹介いたします。

粟島のお祭り

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1.釜谷祭礼

 釜谷地区にある塩竃六社神社(通称六社神社)は、毎年10月9日に祭礼を行います。六社神社の御祭神は、下記の通りです。

※これらは、神主から頂いた資料の通り掲載しています。解釈には個人差がありますので、ご承知おき下さい。

1.ヤマタノカミ(道祖神)

3.タケミカヅチノカミ(武神)

4.フツヌシノカミ(武神)

5.クナドノカミ(海路神)

6.サルダヒコノカミ(道路神)

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2.厳かながら優しいお祭り

 六社神社は、集落の上に位置し、146段の急な階段を登る必要があります。それでも、釜谷地区の多くの島民は、10/9になると塩竃六社神社にお参りのために上がります。境内では、神主による神主舞が行われます。そして、お札を受け取り、家内安全や豊漁を祈願しました。

 ほとんどが顔見知りの集落のため、神事は厳かですが、時折笑いがおきるなど、優しい雰囲気を纏ったお祭りだと思います。

 内浦地区の祭礼に比べて規模は小さいですが、とても素敵なお祭りです。

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2.内浦祭礼 

 内浦地区では、毎年10月27日に、八所神社祭礼が行われます。八所神社のお祭神は下記のとおりです。
1.タカミムスビノカミ
2.タマツミムスビノカミ
3.オオミヤメノカミ
4.タルムスビノカミ
5.コトシロヌシノカミ
6.カミムスビノカミ
7.イクムスビノカミ
8.ミケツカミ

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2.元気でにぎやかなお祭り

 内浦祭礼は、比較的人口の多い内浦地区の八所神社のお祭りです。10月27日の前日の夜は宵宮があり、地元の有志が簡単な出店を出し、お参りも行います。またその夜には「ヤレカカ」といって、集落内を一晩中太鼓の音を鳴り響かせながら歩き回るしきたりもあります。

 10月27日の午後からは、いよいよ神輿が内浦地区を回ります。派手な本神輿と子供神輿、そして大人20人でやっと持つことができる樽神輿があります。なかでも、樽神輿は「わっしょいわっしょい」の掛け声とともに、豪快に振りまわされるように、引っ張り合いがあります。
 夕方7時ころを目安に、神輿が神社に戻ってきて、お祭りが終わります。
 本土の地域に比べれば、小規模ではありますが、宵宮の出店から始まり、御神輿の引き合いなど、多くの島民が参加し、楽しみにしているにぎやかなお祭りです。

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3.最後に・・・

 以上が簡単ですが、各地区のお祭りのご紹介となります。これ以外にも、各神社や宗派ごとに様々な伝統行事があります。

 近年では、Iターン者の方も多く参加しております。

 昨今は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、中止や規模の縮小となっております。今後の状況により島外の方の観覧に、制限があることもありますので、予めご了承ください。

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